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「書」と「デザイン」の融合

芸術としての「書」 白い紙に黒い墨で線を書く、書はとてもシンプルなものです。書き手の感情やその瞬間がそのまま形になって現れる、そういう点が書の魅力のひとつだと私は思っています。 常に一発勝負で、ひとつとして同じ作品はありません。それは利点でもあり、欠点にもなりうるものです。

書をデジタルで扱うことでもっと新しい表現が生まれるかもしれません。 正反対のようで共通点の多い書とデザイン、ひいてはアナログとデジタル、その両者の融合によるデザインは、大きな可能性を持つのではないでしょうか。

「春雨は いたくなふりそ桜花 まだ見ぬ人に散らまくも惜し」 和歌 新古今和歌集の山部赤人作


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