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ネガティブシェイプ

こんにちは、エヌフォースのあずきです。


皆さんはネガティブシェイプという言葉をご存知でしょうか。

この言葉だけではピンとこなくても皆さんすでにご存知かもしれません。


私はこの話を絵画教室の先生に教わりました。

デッサンをするときは描いているモチーフ以外の部分の形(つまり今回で言うネガティブシェイプ)

を「意識しなさい」と、耳が痛くなるほど言われました。

その時描いている“モノ”には、必ずネガティブシェイプとポジティブシェイプが存在します。

(ネガティブシェイプとポジティブシェイプは、モノを見るときの概念ですので、言葉にするのは少し難しいのですが)

ポジティブシェイプは、「描いている対象物」で、ネガティブシェイプは「それ以外」です。


ポジティブシェイプのみを描き続けると、正確なドローイングはできません。

ポジティブシェイプを描くと同時に、ネガティブシェイプを確認することで本来の形が見え、正確に描くことができるようになります。どちらも同じように意識されるべきもので、両方を見ながら同時に描いていかなければなりません。



有名なところではルビンの壺がなどがあります。

一見ただの壺ですが、背景と壺にコントラストができると壺じゃない部分(ネガティブシェイプ)が人の横顔に見える、と言う作品です。


またポジティブシェイプとネガティブシェイプを性質を利用したデザインも興味深く、ロゴタイプや地図、ポスターなど様々な場所で使用されているデザインです。

ぱっと見で「どういうことなんだろう?」が紐解かれたとき、驚きと発見のサプライズをプレゼントする(心を動かす)ことのできるデザインだと私は思います。




デザインで今を変えたい。

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