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ワインの個性はラベルが語る

こんにちはNFORCEの長島です。


2020年も師走になりました。


いつもなら忘年会やクリスマスでお酒を飲む機会が多くなる季節ですが、今年は随分様子が違います。少人数での飲みやリモート飲み、家飲みと、いずれにしても家で過ごす時間が多くなります。

そこで少しでも楽しく時間を過ごすために今回はワインボトルのデザインに着目したいと思います。


ワインは世界各国で製造販売・輸入がさせており、それぞれの特徴は味はもちろんのこと、ラベルデザインでもお国柄や地域色など個性豊かに表現されています。

ワインのラベルにはワインの名前・いつ・誰がどこで作ったかなどが記されています。また、ぶどうの種類や品質分類・アルコール度数・容量など事細かに表示されています。


そこで先日、デザインだけでワインを選んで購入してみました。シンプルで可愛らしいイラストや珍しい配色、ユニークなアイデアのものなど3本をチョイス。ネットで調べて見るとそのデザインの由来が見えてきます。


左:パラ ヒメネス シャルドネ(スペイン)ビオディナミ、ヴィーガンにも対応したスペイン産オーガニックワイン。ラベルデザインからそれを感じることができます。ぶどうと動物たちをデザインに取り入れ共生を表現しています。


中央:ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ)ペリートとはスペイン語で「子犬」を意味しています。ペットの犬のように毎日愛される存在でいたいと言う願いが込められているそうです。なんとも特徴的なのがボトルの中に描かれたワイングラが犬の鼻と口になっていて、シャレが効いていて一種の騙し絵の要素も加えてあるデザインが面白いですね。


右:カザル・ガルシア(ポルトガル)微発泡 ポルトガル北部のヴィーニョ・ヴェルデ地域のワインで「緑のワイン」と呼ばれています。その名の通りフルーティでスッキリとした清涼感があります。そんな味わいがラベルのデザインにも表現されています。青色をここまで使う配色は珍しいのですが、飲んでみて納得です。私の主観ですが地に六角形のパターンが描かれており、微炭酸を表現しているのでは?と推察します。これからの季節は生牡蠣や鍋にも合いすっきり飲めるワインです。


ワインを選ぶ際にジャケ買いならぬラベル買いをしても結構良いワインに当たる確率が高いです。それは生産者の思いがラベルに詰まっているからです。試飲ができれば一番良いのですが、多くのワインはそれができません。香り、味、色、特徴、思いが少しでも伝わるように、生産者はラベルデザインに注力しているはずです。ラベルはワインの顔ですから。



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