こんにちは、おもいびとのやよいです。
今回は58首 大弐三位(だいにのさんみ)本名:藤原賢子(かたいこ/かたこ)の歌を紹介します。
有馬(ありま)山 猪名(ゐな)の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
身勝手な男性に対し、笹が「そよそよ」と音を立てるのに引っかけて「そうよ、ほんとにそうなのよ。忘れているのはあなたの方じゃございませんこと?」と優雅な歌でちょっといやみを言っています。
賢子ちゃんはなんとあの有名な57番・紫式部の一人娘です!
母の紫式部同様、一条天皇の中宮彰子に仕え、越後弁(えちごのべん)と呼ばれていました。父の藤原宣孝(のぶたか)は3歳の時に急死しており、父の顔を知らずに育ちましたが、性格は父の自由で明るい所を受け継いだようです。15歳の時に母は他界し、母の後を継ぐように彰子のもとに出仕したところ、和歌が巧みで、さすがあの紫式部の娘だと評判をとりました。
賢子ちゃんの伸び伸びと自由奔放な感じと同時に、歌のスキルも伝わるとても粋な返歌ですね。
うたあわせ公式Shopでうたあわせの商品を販売しています!
うたあわせを初めて知ってくださった方は「うたあわせプロジェクト公式サイト」をご覧ください♪
うたあわせLINEスタンプ第1弾発売中!
うたあわせLINEスタンプ第2弾も発売中!
うたあわせ最新情報は各SNSもあわせてご確認ください。
#百人一首 #和歌 #創作 #漫画 #大弐三位 #藤原賢子 #紫式部 #藤原宣孝 #イラスト #平安 #恋愛 #競技かるた #デザイン #歌合 #物語 #兵庫県 #猪名川 #有馬山 #笹原 #10月 #セーラー服 #心変わり
Yorumlar