こんにちは3Gです。
書の次のステップとして"映像"を考えてみます。
書作品を見る機会は展覧会に足を運ぶか、作品集などの紙媒体がほとんどです。もちろん完成された作品を特別な空間で味わうことも大変魅力的なことですが、私は作品を"書いている過程"にこそ書の魅力が溢れていると思います。
2008年の第47作大河ドラマの「篤姫」をご存知でしょうか?
大河ドラマといえば、毎回筆文字の題字が魅力のひとつですよね。篤姫の題字を手掛けられたのは、書道家の菊池錦子さんです。線から見える筆全体を使った芯のある強さと安定感、流れるような空気(余白)の動きが見えてとても印象的でした。
「菊池錦子 書ができるまで / Kinko's calligraphy」 https://youtu.be/2FVva3SHPyw
菊池錦子さんが実際に揮毫されている動画を発見しました、貴重な映像です。
線が力強く進んでいく感覚、線の自由自在な躍動、展覧会で展示された作品を鑑賞するのとまた異なる印象がそこにはあるはずです。なにより書く過程を見ることで刺激を受けますし、発見や学びがあって楽しいですね。
そこで私も実際に筆を走らせて見ました。
私たちも、アナログに生きる書をデジタルへ。デザインへ。活かし、現代に生きる書として新たに表現する考えと力を持ち可能性を切り開いていきます。NFORCE
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