こんにちはNFORCEのあずきです。
皆さんは歌舞伎を実際に見たことがありますか?
私はまだ見たことはありませんが、祖母が好きで私も気になっていたので
歌舞伎について調べてみました。
歌舞伎は日本固有の演劇で伝統芸能の一つです。
歌舞伎の言葉の由来は「傾く(かぶく)」で、
元祖は、出雲の阿国(いずものおくに)と言われる女性が、奇抜な格好をし、
開放的な歌や踊りを披露したところから始まり、これが「かぶき踊り」と言われていました。
このかぶき踊りの「かぶき」が「かぶく」からきています。
私は歌舞伎と聞くと「連獅子」という演目の長い髪を大きく振り回す動きを思い浮かべます。
赤い親獅子が白い小獅子を谷底へ落とし、小獅子は何度落とされても這い上がるというストーリーで
よく親子や師弟の2人が演じていることで有名でもあります。
私はやっぱり歌舞伎といえば「隈取り」です。
濃い色で描かれた歌舞伎独特のメイクデザインは、それぞれの表現で意味が異なります。
隈取りはその役の身分や性格を表していて、歌舞伎のメイクの中でもひときわ派手で印象的です。
隈取りの隈は、光と陰の境目を意味し血管や筋肉などを大げさに表現したメイクで、
筆で線を引き指でぼかすなどして表現しています。
隈取りはその形や色で.役の感情や性質を表しています。
赤い紅隈‥‥‥赤色が登場人物の勇気や正義感など、善を意味する 青い藍隈‥‥‥登場人物の冷酷さや悪を意味しており、主に物語の敵役を表す 茶色の茶隈‥‥妖怪や鬼など、人間以外の役柄に使われる
役者が演技をする上で、衣装や隈取りのようなデザインは無くてはならないと思います。映像がなかった昔、観客が役者を見てどんな役でどんな表情しているのかが伝わるように、隈取りのようなデザインになっていったのではと思いました。
今はなかなか難しいですが、機会があれば実際に連獅子を観に行ってみたいです。
デザインで今を変えたい。
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