こんにちはNFORCEの長島です。
梅雨が明けた途端、猛暑日が続いておりますが皆さん野外での行動は十分お気をつけてください。
今回のブログは、連休中に最寄り駅前を散策している時に気づいたことをお話ししたいと思います。
それは「MADE IN JAPAN」のブランド力を自分自身、改めて感じた事です。
コロナ禍の中でマスク、トイレットペーパーなどの商品が品薄状態になり、ついつい薬局やスーパーに立ち寄り「あるかな?」と覗き込んだ時があったかと思います。
今回取り上げる「手指用消毒液」もそんな品薄になっていた商品の一つです。
今は薬局をはじめスーパーなどでも目にするようになり購入するのに困らない品数となっています。
供給量が増えて安定したのは良いのですが、その商品のラベルを見ると英語(?)のみの表記。手に取り背面の成分や陳列棚のラベルに視線を移し、初めてそれが消毒液とわかるケースが少なくないのではないでしょうか?さらに目を凝らして見ると「MADE IN 〇〇〇」と他国の表記と見知らぬメーカー名、販売価格は500mlで1200〜1500円の価格帯となっている。
薬局やスーパーの棚に一気に並び始めた時期だっただけに価格が「下がるだろう」と思いすぐに購入には至りませんでした。その後も時よりチェックをしますが、すぐに商品が無くなるわけでもなく3週間程経った頃に一部の商品の価格が下がり始め700円代に!それでも私は購入する気になりませんでした。
なぜなのか?家には消毒液がまだあり、職場のビルやカフェと至るとこに消毒液がある。
それに目の前の陳列棚には多くの商品が並んでいて「いつでも買える」と思ったからです。
そんな中、昨日店頭で発見したのは資生堂の「手指消毒用アルコール」
価格は1000円を切る価格でしたが即買いしました。
なぜ急に購入意欲が湧いたのでしょうか?
この明確なラベル表記と清潔感漂うデザイン。指定医薬部外品ながら白と赤の配色で医薬感もかもし出す。そしてなんと言ってもMADE IN JAPANの資生堂。これ以上の安心感はあるでしょうか。
何気ない文字とシンプルなデザインと配色。もはや「誠意」さえも感じてしまいます。
「これデザインされてるの?」と言う方もいるかもしれませんが、これはしっかりデザインされています。商品の特性と市場に合わせ消費者の心理動向を考えたデザインと言えます。
ネットで調べたところ医療機関に寄付されていたことも恥ずかしながら初めて知り、改めてこの出で立ちに納得。
皆さんも私のように購入に至るまでのケースは様々なシーンであると思います。
安ければ売れる訳でもない。品質や性能が良くても売れる訳ではない。
そこには間違いなくブランド力があります。
そのブランド力とは「安心」「信頼」です。
この2つのキーワードで消費者は購入価格帯を決めていると言っても過言ではありません。
コロナ禍の中でこの先必ず消費者は国内に目を向け「日本の再発見」「日本の良さ」に気づきます。そして国内へと製造や消費動向がシフトしていきます。
その時が来る前に企業は商品・サービスなどのブランド力を高めてる為に手を打つ必要があると考えます。
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